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評議会、頭、ハチ、笑腹亭茶柱、金

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No. 31291 ■■■ 2017年9月10日(日曜) 11時

ちょっとしたこと 

落語「十八番」笑腹亭茶柱
「それだがな。最大の理由はな、藩の財政悪化だ」
「何で、藩財政の悪化が、評議会の請願飛ばし、意見陳述潰しに繋がるんでやんすか。頭」
「財政悪化の責任はな、何もご領主さまばかりじゃあねえ。評議会にもあるからなんだよ。分かるか。ハチ公」「責任てえのは?」
「実はな。かれこれ10年まえになるかな。大店の上納金が激減してな。ご領主さまは『財政再建ハクチョンプラン』てえのを打ち出してな、手っ取り早い上納金穴埋め策にな、使用料手数料の引き上げをやろうとするんだが、こん時は、評議会の反対で潰れちまうんだ」「今とは、真逆でやんすね。頭。ランプを擦すれば、ハクチョン大魔王が出てきて、何でも叶えられるとでも思ったんでやんすかね。ハ。ハ。ハ。笑えますね。このプラン」
「で、困ったご領主さまは、そこで『自転車操業一時借入金』っていう、禁じ手で藩財政のやりくりをするんだ」
「だって頭。それ以前は、どこの藩でもやってたんじゃあねえですか
い。自転車操業一時借入金でのやりくりってやつは」
「そうなんだがな、ハチ。実はな。蝦夷地の目論藩がな、その自転車操業一時借入金を続けた結果、財政がパンクしてな。幕府も、そりゃあまずいと『勘定健全化法度』を御定めになってな、自転車操業一時借入金は不適切な勘定処理だってことになったんだ。ところがな、当藩は、ご法度の定めを無視して、禁じ手を続けてきたったて寸法だ」「評議会は知らなかったんですかい。頭」
「毎年度、勘定決算の支出『自転車操業一時借入金利子』と収入『諸収入』何ぞ見りゃあ。誰でも分かるてえんだから。ま、評議員様が知らねえ訳がねえ」(続く)


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No. 31292 ■■■ 2017年9月10日(日曜) 17時

ちょっとしたこと 

落語「十八番」笑腹亭茶柱
「それにな、今じゃあ、両隣の伊達鳶藩も将門藩も自転車操業借入金利子何ぞ、ゼロだ。つまり、そんな禁じ手のやりくり何ぞやちゃあいねえ。やっているのは、恐らく、この藩だけだ」「藩は借入金を何に使ってたんでやんすかね」
「領民健康保険なんて特別勘定に回してたんだろうがな。幕府から下賜される医療費なんていうのがな、ま、極めて不確定でな、なかなか期限通りにゃあ届かない。で、出納閉鎖までにな、ご領主部局が両替屋から用立てて特別勘定に回してやるんだ」「なるほどねぇ」
「でな、幕府から下賜金が頂ける領民健保は、ま、それでも良いがな。幕府から下賜金のこねえ特別勘定や収益が見込めない藩営事業なんぞに回すとな、借りた翌年は借りた金は、赤字のままだから黒にしなけりゃあ、ならねえ。だから、借りた金に当年度の不足分を足してな、また、自転車操業借入金を回してもらわなけりゃあならねえから、借金は雪だるま式に増えて行くっていう寸法だ。実際には、どの特別勘定なのか、藩営事業なのか、下水道等の一部事務組合なのか皆目分かっちゃいねえんだがな」「へえ〜。評議会は、ご領主さまのそんなやりくりを長年、認めてきちゃたっていう訳ですかい。頭」
「ただな。有る時期まで、気がつかなかったのかも知れねえんだ」「頭。そいつは、何でやんすか」
「オイラの見立てではな、昨年の10月ごろだったかな。評議会が『給金上げてくれろ』ってな、ご領主さまに根回しするんだがな『とんでもねえ』と断られた。その時だ。藩財政が悪化して、藩がハクチョンランプを撫でて、利用料手数料の値上げを画策しているてえことを知ったのはな。ハチ」(続く)、


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No. 31293 ■■■ 2017年9月11日(月曜) 17時

ちょっとしたこと 

落語「十八番」笑腹亭茶柱
「年度途中になりゃあ、『入り』の具合も分かってる。おまけに禁じ手のやりくりだ。ここいらで評議会にも、厳しい勘定状況が分かったんだろうよ。評議会としても、せめて2年先の手当を考えておかなくちゃあってことで、ハクチョンランプの話に乗ったんだ」「評議会にも、半分以上の責任が有って、ここいらで手をう打っておかねえと、後で領民に批判される、そりゃあ、ヤバイってですかね」
「そうだ。ご領主さまのやること。銭の使い道なんぞを、きっちりと見張るのが評議会の役割だ。特に禁じて何ぞ、やらねえようにな」「しっかりと見て無かったんですかね。それとも気づいていながら、何も言わなかったんですかね」
「気が付いても、言えなかったんじゃあねえかい。評議会は、ほぼ、翼賛会みたいなもんだからな」「で。何で請願飛ばしなんぞ何でやったんですかね。2年先なら、型通りやりゃあいいじゃねえですかい」
「ご領主さまは、12月評議会に使用料手数料改正案を出してた。なぜか分かるかい。え。ハチ」(続く)


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No. 31294 ■■■ 2017年9月11日(月曜) 17時

ちょっとしたこと 

落語「十八番」笑腹亭茶柱
「前にも言ったがな、厳しい勘定状況を知ってりゃあ『給金を上げてくれろ』何ぞ、言う訳がない。一部の評議員、ま、調査委員ぐらいは知っていたかもしれねえがな」「じゃあ、何ですかい。ハクションランプの話に乗ったのは、評議会の体面を保つためだった、っていうことなんですかい」
「いやあ。そればかりじゃやあねえよ。早めに『入り』を確保しなけりゃあ、翌年の勘定状況がさらに悪化しかねねえからだ。手を打っておかなけりゃあ、後とで『評議会は何やってたんだ』ってことになりかねねえしな」「で。値上げ案の可決を急いだってことですかい。頭」
「そうだよ。ハチ。勘定状況の実体が領民に知れ渡ってからじゃあ、使用料手数料の引き上げなんぞ、領民の理解は得られる分訳がいない。だから、ご領主さまは、お急ぎになられたってわけだだ」「っていうと。評議会としても、公聴会開催何ぞの請願2件は、大急ぎでやっけなけりゃあ、ならねえってことになったんやんすかね。頭」
「そうだ。だから、急いでいたのは、ご領主さまも評議会も一緒だったというわけだ。前年度の勘定決算は、そりゃあ、ひでえもんだぜ。ハチ」(続く)


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No. 31295 ■■■ 2017年9月12日(火曜) 21時

ちょっとしたこと 

落語「十八番」笑腹亭茶柱
「まずな。9億両だったのをな、毎年度、2、3億両つつ、6年もかけて貯めて、30億両にまでした勘定備蓄金をな、7億両、何と3分の1もいっぺんに取り崩しちまったんだ」「そりゃあ。大分、剛毅な話でやんすね。それだけ、金に困っちまったってことですかい。頭」
「そうなんだろうよ。こんなこと、これまでなかったことだからな。ま、金策など、やりくりに困った時に備えて貯めてたんだから、取り崩しに問題は無かろうがな。なんで、そんな切羽詰まった勘定状況にしちまったのかが問題てことになるな。ハチ」「なんの穴埋めにしたんですかね」
「俺の見立てではな、自転車操業借入金は、借りた方も貸した方も同じ年度内に処理すりゃあ、これはご法度に反する事じゃあね。目論藩のように、年度を越えて処理しちゃあ、こりゃあ、不適切な勘定処理となる。それでな、ご領主さまはな、年度内処理、つまり、貸した金が返ってこないので、勘定備蓄金を取り崩してな、一般勘定の帳尻を合わせをしたんって事なんじゃあねえかって、そう、思ってるんだがな」「それじゃあ。特別勘定の方はどうなるんで」(続く)


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No. 31296 ■■■ 2017年9月13日(水曜) 17時

ちょっとしたこと 

落語「十八番」笑腹亭茶柱
「特別勘定っていえばな。裏口特別勘定だけが、自転車操業借入金利子を計上してた。だから、オイラの勘定基金取り崩しのお見立ても、全くの筋違いかも知んねえな。何せ、あの目論藩でも、会計上、実際にどんな処理がされていたのか、やりとりが複雑すぎてな。蝦夷地の調査でも皆目分かっちゃいねえ。まったく、明らかにされてねえんだ」「てことは、今年度も大変なことになってるぞ、何ってのが、領民にも分かるのは来年の今頃ってことでやんすかね」
「そうだ。ところでハクチョンランプのことだがな。使用料手数料引き上げが、評議会で否決されたってえのは、オイラの勘違いだった。2つの常任委員会では否決されたが、一転、本会議では可決されていたんだ」「そうだったんですかい。そうするっていうと、今回は2匹目のドジョウってなことになっるわけでやんすね。頭」
「そうだ。ま、そん時は、地域手当何ぞ、人件費を削るのが先だと言う正論を主張する評議員もいたがな。ま、ハクチョンランプは擦っても、その他の工夫はしなかった。銭がなくなったら、また、ランプを擦ればいいってな具合でな。それが、今回の騒ぎの大きな原因だろうよ」
「頭。前回は、2つの常任委員会でやったんですかい。頭」(続く)


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